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オゾン層破壊

☆オゾン層とは?オゾン層の位置

オゾン層とは、地上20~30kmの場所にあり、わずか3mm(1気圧)しかありません。 しかし、わずか3mmのオゾン層は地上すべてのものを太陽の日光に含まれている有害な紫外線の大部分を吸収します。

☆オゾン層破壊の原因は?

大切なオゾン層がフロンガスなどによって破壊されています。 地上では、フロンガスなどが大気中に放出され、対流圏でほとんど分解されずに成層圏まで達します。 成層圏では、フロンガスなどが紫外線を吸収して分解し、塩素原子を放出します。そして、塩素原子がオゾンを分解する原因物質となります。 そして、この分解の反応は連鎖反応となり、1個の塩素原子によって数万個のオゾン分子が分解されるといわれています。

☆オゾン層が破壊されるとどうなるか?

オゾン層が破壊されることで、有害な紫外線に直接あたって皮膚ガンや白内障・失明、免疫低下によるウィルス性の病気にかかりやすくなります。 さらに、生物細胞の遺伝子(DNA)にも影響があります。 今は、世界中で皮膚ガンや白内障にかかる人が増加し、日本でも7倍に増えています。 オゾン層破壊は、地球温暖化においても、大きな環境問題のひとつだということです。

☆フロンガスがオゾン層破壊の原因!

フロンガスは、地球温暖化の原因物質でもあって、温室効果は二酸化炭素の数千倍もあり世界中で冷却のために利用されている物質です。 そのために、車のエアコンや、冷蔵庫、家のエアコンなどのいろいろな冷却のために利用されています。 しかし、フロンガスはオゾン層を破壊している物質です。 そのため、その当時使われていたものを廃棄する際に、フロンガスが多く空気中に出てしまいます。 フロンガスは、空気よりも重いため、ゆっくりとオゾン層へと近づいていきます。 オゾン層に大気汚染とは?到達するのは、20年後と言われています。 現状では、フロンガス自体は、禁止されていますが、代替として利用できる代替フロンを利用しています。 しかし、この代替フロンはフロンガスと比べるとオゾン層破壊への影響が比較的弱いガスです。 結果的に、フロンガスを使っているということは変わりません。

☆フロン回収とは?

現在、先進国ではフロンの生産は中止されています。 しかし、この取り決めがされた1995年よりも以前に生産された、冷蔵庫やエアコンなどは今もフロンガスが発生しています。 フロンを使った家電の生産は10年前になくなりましたが、1995年よりも以前に購入した家電を現在も使っている家庭は多くあります。 また、不法に廃棄された家電からもフロンが出てしまっています。フロンを回収するために、今も使っている家電を捨てることは簡単にできません。しかし、新しく買い換えるときにはフロンが使われている家電、電気店などできちんと引き取ってもらうことができます。 現在、家電に関しては家電リサイクル法があります。

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