環境問題 ホーム

環境問題  地球温暖化  酸性雨   オゾン層破壊

大気汚染  水質汚染  海面上昇  土壌汚染

リンク サイトマップ

土壌汚染

☆土壌汚染とは?土壌汚染の起こる仕組み

土壌汚染とは、有害な物質(特定有害物質)が 土壌に浸透して土壌や地下水が汚染された状態です。              

・有害な物質の使用中に、有害物質がこぼれたり、 有害物質を含む排水が漏れたりして土の中に入る。

・有害な物質を含む廃棄物が土の中に埋められて、 雨などによって周りの土に溶けだす。などによって 起こります。

☆土壌汚染の特徴!

土壌汚染は目に見えません。 調査・分析をしなければ土壌汚染だとは分かりません。なので、土壌汚染調査をして正確な情報を得ることが必要です。 そして、土壌汚染は消えてなくなることはありません。 30年前に工場から土へ排出された有害物質は、30年経っても消えません。 公害が世の中ではじめて騒がれ、公害対策基本法が制定されたのが1970年です。 それ以降に、水質汚濁防止法や大気汚染法などが制定されました。つまり、それ以前は有害物質の使用に規制もありませんでした。 現在、工場等もなく、有害物質使用の届出がない土地であっても、過去に有害物質を使用する可能性のある工場等が建っていた土地は、 汚染の可能性があるということになってしまいます。 土壌汚染のリスクを把握するためには、現在の土地利用だけでなく、 過去の土地利用を調べることも重要になってきます。

☆土壌汚染対策法とは?

土壌汚染対策法は2002年5月に制定されました。 この法律は、土壌汚染の状況を把握し、人の健康被害に対する防止・対策・措置を実施することによって、 国民の健康を保護することを目的として策定されました。 つまり、この法律は、土壌汚染による国民への健康被害を防ぐためにつくられました。 国民の健康 この法律によって、有害物質を取り扱っていた工場(有害物質使用特定施設)を廃止する場合や、3,000㎡以上の土地の形質変更をする場合、 工場跡地などで土壌汚染の恐れが高く、人への健康被害を及ぼす恐れのある場合には、土地の所有者が土壌汚染の状況を調査することが義務付けられています。 土壌汚染調査件数は、土壌汚染対策法が施行された年と比べると増加し、2008年に11,591件、2009年に8,858件、2010年には9,177件でした。 2010年に行われた調査のうち、法律条例にもとづく義務調査は15%、のこりの85%が自主調査でした。

ページトップに戻る ホームに戻る