通称「アメショー」として親しまれる。
短毛種なので手入れが楽です。社交的な性格なので、すぐに仲良くなるかも。
太りやすいので、よく遊んだり、体重管理をしましょう。
歴史;昔、イギリスにいるブリティッシュショートヘアの中からアメリカに渡ったのがアメショーです。
よくキャットショーによく出てくる猫。長い毛をもつので高級感あふれる猫ですが、定期的なブラッシングが必要です。
鼻が極端に短くなりすぎた猫も多く、
鼻の孔が開いていない、鼻にある涙を出す管が圧迫されよく涙を出す
(なので、目やにをこまめにとってあげてください。)など、
健康上の問題を引き起こすこともある。
多発性嚢胞腎・歯肉炎にかかりやすいので、塩分やミネラルを与えすぎない、
定期的な歯磨きも必要。平均寿命は15〜20歳。性格はおっとりしています。
歴史;はっきりとした起源は不明ですが、
16世紀にはすでにトルコのアンカラを経てイタリアへ渡った長毛種のネコがいて、
このネコがペルシャの可能性があると考えられています。
1871年にイギリスで初めて開催されたキャットショーにおいてブラック、ブルー、ホワイトのペルシャが出頭されたりなど、
キャットショーにおける歴史は古く、また出頭数も非常に多いです。
19世紀の終わりにイギリスからアメリカへと渡り、特徴的な容姿はブリーダーの注目を集め、
交配や改良が行われた結果、現在ではショーにおいて最も見かけられることの多い品種となるまで広く受け入れられるものとなりました。
すべての猫の柄が灰色という統一感のある猫。性格は非常に忠実、ボイスレスキャットといわれるほど静かで、おとなしい。なので、とても飼いやすい。
が、たまに1歳を境に性格が豹変することがあり、獣医師でも扱いには困るらしい。短毛種のため毛の手入れが楽です。
歴史;諸説ありますが、ロシアが原産の自然発生種であると言われています。
20世紀初頭まで、アメリカではマルティーズキャットとして知られていました。
1875年にイギリスのクリスタル・パレスで行われたキャットショーの際には、アークエンジェルキャットとして出場しています。
18世紀中頃にイギリスや北欧に伝えられ人気を得ましたが、第二次世界大戦中に数が減り、絶滅の危機に陥りました。
そこで、イギリス、アメリカ等においてブリティッシュ・ブルーとシャムネコの交配により回復が図られ、
かつてのロシアンブルーの姿を取り戻すことができました。このため、現在のロシアンブルーの原産地はロシアではなく、イギリスとされることもあります。
短い脚をもつ猫。足を徹底的に確認(ex;骨折など)したほうがいいです。歴史(後述)から見ても毛の色のバラエティーが豊富。
動作豊かな尻尾を持つので、気持ちがわかりやすい。短毛種なので手入れが楽です。
歴史;マンチカンという猫種それ自体の歴史は他猫種に比すれば浅いものの、突然変異体としての「短足猫」の存在は古くから確認されてきました。
20世紀の記録としては、イギリスのある獣医による極めて健康的な個体の発見(1944年)や、そしてこの品種の直接の起源にあたる、
1980年代における米国ルイジアナ州での発見の報告などが挙げられます。
そしてその猫が発見されると本格的な繁殖が始まり、
トラックの下で暮らしていたところを保護されるに至ったその猫は、それから様々な研究の対象とされ、
遺伝学上の検査の結果において健康体であることが確かめられました。そしてこれと通常の脚を有する個体との交配が試みられたところ、
同様の短い脚を持つ子猫が誕生しました。
やがてブリーダーの主導によるこの突然変異体を用いた異種交配の計画が始動し、論争を巻き起こしました。
そうして1980年代から北アメリカの地にて繁殖が続けられた末に、1995年アメリカの猫協会から
新種としての認定を獲得しました。
有名な耳折れ品種。しかし実際は、耳が折れていない猫もあり、その確率は半分程度。
長毛種と短毛種が混在した背景には、歴史(後述)が関係しているとか…
最近、2008年よりYoutubeに投稿され一躍有名になった「まる」もスコティッシュフォールドであり、
特にまるがCMに出演し始めた2009年11月より人気が急増しています。
歴史;スコティッシュフォールドのその歴史は、
1961年にスコットランドの中部の農家に生まれた一匹の白猫に始まりました。
スージーと名付けられていたこの雄猫は、この農場に生まれた他の猫らと違い、
その誕生からどれだけの月日が流れても耳が立たないままでした。
成長したスージーはやがて1963年に至って複数の子を産みました。
そしてそれらの子猫の中にスージーのそれと同様の折れ耳を持つ個体が発見されました。
かくしてこの特有の折れ耳が遺伝するものであるということが確認されるに至り、
この「折れ耳猫」の計画的な繁殖の歴史が始まったのでした。
スージーに同じく雄であったその子猫は、ある夫妻のもとへと引き渡されました。
その猫はブリティッシュショートヘアの雌と交配し、その雌は雄の白猫を出産しました。
その子猫は地元の展覧会へと出展されるなどされました。
やがてスージーの誕生からちょうど10年目にあたる1971年に、数匹の「スコットランドの折れ耳猫」が、
夫妻の手によって、アメリカの遺伝学者のもとへと移送されました。
それからというもの、米国の地で、
ブリティッシュショートヘアとアメリカンショートヘアとを用いた品種改良が続けられた
「スコットランドの折れ耳猫」は、1994年に至って「スコティッシュフォールド」という名を受けたうえで、
一猫種としての完全な公認を獲得しました。
無毛のネコとして知られるが、まったくの無毛ではなく、極めて短い産毛に覆われています。また、まばらに毛が生えている個体も存在します。
ヒゲはありません。かつては「カナディアン・ヘアレス」とも呼ばれていました。
歴史;この猫種の起源は1966年でカナダのトロントにてイエネコの突然変異により誕生、最初のスフィンクスはこの血統は途絶えました。
現在、アメリカおよびヨーロッパのスフィンクスは、2つの自然発生個体を起源としています。
その後、デボンレックスと交配され、現在に至っています。現在、異種交配種はデボンレックスのみが認められてます。
しかし、重大な歯の障害および神経系の障害が発生する恐れがあり、ほとんどの団体ではこれを公認していません。
あまり日本では有名ではないが、よく猫カフェにいる猫。その猫は、人間との交流を楽しむ、非常に知的で遊び好きな猫です。
ノルウェーでは、このネコはよく知られた存在で、このネコについてよく知る人は特性から
ノシュク・スコグカット(ノルウェーの森林ネコ)と呼びます。
ノルウェージャンフォレストキャットは
原産地域の寒冷気候への自然適合として起こった非常に古い種類の猫であり、
彼らはメインクーンと長毛種のマン島の猫の先祖である、
人間がトルコから運んできたアンゴラと地元のショートヘアーの交配により誕生した、等の説があります。
歴史;神話に登場するネコの伝説として、
雷神でさえ持ち上げる事のできなかったネコの話や、
女神フレイヤが車を轢かせるために二頭のネコを用いた話があり、
これらのモチーフとして考えられているのがノルウェージャンフォレストキャットです。
どちらも体躯の大きさをモチーフとしているように、ノルウェーの厳しい寒さの中で生きていくために
厚い被毛を持つ大きな身体へと発達しました。雪原を歩くために指の間にタフトを蓄え、
これらはかんじきのような役割を果たしました。
ノルウェーで広く愛されていたノルウェージャンフォレストキャットではあったが、
1930年代までは品種としての認識ではなく、普通の飼い猫という認識でした。
少数のスコウキャッターにより、ドイツのショーに出陣されるなどされていましたが、
その後第二次世界大戦を契機とし、小規模であったノルウェーのキャットショー業界では頭数の減少が問題となりました。
これをうけて1970年代に頭数の確保に対する意識が高まり、1979年にアメリカへ渡り、
1984年に正式に品種として公認されて世界へ向けて発信されるものとなりました。
長毛種。こまめな手入れが必要です。結構、大きくなるらしいです。
オスで4.5kg〜7kgです。でかいです。
比較的帰巣本能が強いため、譲渡や引越しには神経質になる可能性があるらしいですよ。気をつけたほうがいいです。
歴史;ラクドールとは、ペルシャとバーマンの子供が、バーミーズと掛け合わせられたものだと考えられています。
ソマリはアビシニアンの長毛種版です。長毛種の割には、手入れが楽らしい。原産はイギリス。
歴史;アビシニアンで時々産まれる毛の長い種類を交配させてたものです。
ついでに記述。
アビシニアンについて
ソマリの短毛種版。おとなしいみたいです。ディズニー映画「101匹わんちゃん」のチブス軍曹がアビシニアンらしい。
歴史;1868年のイギリス・アビシニア(現在のエチオピア)戦争後、イギリス兵がエジプトのアレクサンドリアの港にいた「ズーラ」という名の雌ネコをイギリスに持ち帰ったのが起源とされています。
その後、イギリスで縞ネコと掛け合わされ、ヨーロッパに広まったと見られます。世界中のほとんどのアビシニアンはこのズーラの子孫と考えらていますが、
リビアから同種のネコがアメリカに持ち込まれた可能性もあります。