航空管制って何?
航空管制というのを紹介します
まず航空管制って何?

お答えします。

航空管制というものは航空管制官という国家公務員の人が
世界中の空を飛んでいる航空機を衝突などの危険から守る
ために、指示を出している無線のことです。



どのぐらいの人がやっているの?

全国に約1600人います
今までに多いときで3000人いましたが
退職者が多く、志願者が少ない職業なので
何年航空管制官の数は減ってきています。



航空管制官になるためには?

航空管制官になるためには
国家公務員2種に受かり
航空保安学校に1年間入学し
現場で研修をクリアすると
航空管制官になれます。



航空管制官ってなんか免許持っているの?

免許としては航空無線通信士という免許が
ありこの免許は一般人でも取れます。
どういう風に取れるかというと
①日本無線協会が実施する国家試験に合格すること。
国家試験は、2・8月の年2回実施される。
②日本無線協会による養成課程を修了すること。
養成課程を一般公募または法人などから受託し実施。
こちらは18歳以上で高卒以上でないと受講できない。



試験内容って何やるの?

試験内容としては、
①英検2級レベルの英語並びに長文

②無線工学  

無線設備の理論、構造及び機能の基礎
空中線系等の理論、構造及び機能の基礎
無線設備及び空中線系の保守及び運用の基礎

③法規    

電波法及びこれに基づく命令
(航空法及び電気通信事業法並びにこれらに基づく命令の関係規定を含む。)の概要
国際電気通信連合憲章、国際電気通信連合条約、
国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則、国際電気通信連合憲章に規定する
電気通信規則及び国際民間航空条約(電波に関する規定に限る。)の概要

④電気通信術   

電話 1分間50字の速度の欧文(無線局運用規則別表第5号の欧文通話表によるものをいう。)による約2分間の送話及び受話
送話は、試験執行員が受験番号順に受験者の氏名を呼んでから試験室へ入室し、
問題用紙に記載されている英文暗語を欧文通話表に従い発声する。
受話は、機器から流れる欧文通話表に従った英文暗語を聴取し解答用紙に記入する。
無線交信については実技試験はなく、ATC(航空交通管制)英語は、試験対象に含まれていない。