ROCK

ロックとは?

ロックは正式な名前をロックンロール(ROCK'N ROLL)といい、 1950年代アメリカで生まれました。ボーカル、ギター、ベース、ドラムの基本構成をとる バンドスタイルで演奏される、激しいビートサウンドが特徴です。
当初は既製の文化に対する対抗文化として生まれたロックも、段々と大衆化が進み、 今では音楽の主流のひとつになっています。

ロックのスタイル

ロックの中にはリバプールサウンド・フォークロック・ハードロック・ソフトロック ・ プログレッシブ・ロックなどがあります。このほかにも数え切れない様々なジャンルがあり、ここには 書き切れません。これらの多くは配給企業の営利目的で命名されたそうですが、今でも変わらぬ 勢いを保っているスタイルも少なくありません。

ロックの変遷

ロックは、50年代に生まれてからビル・ヘイリーの “ロック・アラウンド・ザ・クロック”
のヒットや、エルビス・プレスリーの”ハートブレイク・ホテル”などによって
アメリカのポピュラー音楽における一大潮流のひとつとなったといわれていますが、当時は演奏形態 が確立しておらず、今の感覚ではロックの源流であるジャズ風に聞こえることもあるそうです。
やがて1960年代になると、初期から存在したインストルメンタルの演奏がベンチャーズなどによって エレキギターを中心に据えたものに確立され、そういったインストルメンタルのひとつの サーフ・ミュージックがカリフォルニアで流行しました。

一方イギリスにもロックの波は広がっていきます。1950年代後半からロックを取り入れ始めていた イギリスのミュージシャンたちは、60年代の半ばに、一気にアメリカに進出します。代表的な のはビートルズやザ・フーといったグループで、この動きはブリティッシュ・インヴェイジョンと 呼ばれています。

その後もハードロック・ムーブメントやパンク・ロック・ムーブメントと呼ばれる動きが次々と 生まれ、隆盛を繰り返してきました。現在はロックンロールの原点に帰った ロックンロール・リヴァイバル・ムーブメントが盛んになっています。

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