脅威の繁殖力・・・

人間の住む場所と割と近くに生息していて・・・

人間を恨んでいるような態度・・・

そして伝説の剣という最大の武器まで盗んだということは・・・

彼らの目的は、この町の征服か?

勇者は身震いした。




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スライムが群がる水色の山をみる勇者

思ったよりたくさんのスライムに勝負をふっかけられるな・・・

体力温存もしなければいけないし、少し休もうかな。

勇者は、木の生い茂ったスライムに見つかりにくそうなところに座り込んだ。

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「あ!人間だ!!」

スライムの叫びと共に、そばのスライムがいっせいに勇者のほうを向いた。

「やばい!!」

勇者が逃げようと思ったころには遅かった。

一匹のスライムに行く手をふさがれていた。しかも自分とそっくりに姿を変えていた・・・。

「スライム族No.1の実力を見せてやれ!」

取り巻きのスライムの声。

「こりゃまずいな・・・」

No.1のスライムと勇者の戦いが始まった。

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何とか強敵を倒した勇者。

だがその戦いが終わるか終わらぬかのうちに、残りのスライムたちが合体し始めた!

スライムたちは、文字通り総力をかけて勇者に戦いを挑んできた!

今、最終決戦が始まる!

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