「つ・・・強すぎる・・・。しかたない、いったん引いて体制を立て直すか・・・。」

そう考えた勇者はその場から逃げ出そうとした。

そのとき、何か硬い物に躓いた。

「コレは、さっき戦ったスライムが持っていた剣・・・。 ん・・・なんか名前が彫ってある?YUSIA・・・」

勇者ははっとした。

「これは・・・伝説の剣!?」

後ろから巨大スライムが唸り声を上げて突進してくる。

勇者は伝説の剣を持ち、最後の力を振り絞り立ち上がった!!

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