赤線が、延伸予定路線。

2013年3月16日に直通運転を開始した、東急東横線と東京メトロ副都心線。

この直通運転で、埼玉県・森林公園から神奈川県・元町中華街まで1本で行けるようになり、とても便利になりました。
今回ご紹介するのは、その「直通運転」と「新路線計画」です。

・直通運転「東急東横線と相鉄線」
東急東横線と相鉄線の直通運転の計画は、2012年10月5日に「国土交通省から工事施行認可をうけた」と発表しました。

相鉄線の駅の海老名・湘南台から、新設駅の羽沢(仮称)、新横浜(仮称)を経由し、日吉から東急東横線・渋谷方面に直通運転を行う予定です。
また、2019年3月に工事を終了し、2019年4月に直通運転開始をする予定となっています。
東急東横線はこの計画により、副都心線・みなとみらい線など5路線が乗り入れる鉄道の大動脈となっています。

・直通運転「相鉄線とJR東海道貨物線」
相鉄線とJR東海道貨物線の直通運転の計画は、相鉄本線西谷駅〜JR東日本東海道貨物線を工事し、

羽沢(仮称)〜新宿方面まで直通運転をするという計画です。この直通運転は、2018年開通となります。

・直通運転「JR京葉線とJR中央・総武線」「JR京葉線とりんかい線」
京葉線は東京と蘇我間を結び、JR武蔵野線とも直通運転を行っている路線で、中央・総武線は東京と銚子間を結ぶ、

JR東日本の主要路線です。この2つの路線の共通点は東京駅に乗り入れていることですが、京葉線の駅は地下にあり、

少し東京駅から離れている(有楽町駅よりにある)ため乗り換えが不便という声があります。JR東日本は現在、

中央線高速列車用に地下の新線建設計画があるため、その新線を利用して直通運転をする計画があります。
また、京葉線とりんかい線の直通運転計画があり、京葉線とりんかい線は新木場を共に接続しているため、

すでに新木場‐葛西臨海公園間に連絡線があります。なので、直通運転する準備はできています。

しかし、ほかに問題がありました。それは運賃です。例えば、新宿から海浜幕張に行く場合、

JR線だけでは東京経由で中央線から京葉線に乗り換えると620円、りんかい線(新木場駅)経由(新木場で京葉線乗り換え)で行くと920円となり、

運賃の誤差が300円と大きくなるため、この問題の解決が直通運転の鍵を握るようです。

・新路線計画
2020年東京オリンピックの決定により、「空港と都心」のアクセスが重要視されてきました。
そのためJR東日本は、羽田空港と都心へのアクセスを実現させる新線計画を考えました。

それは、現在休止中の東海道貨物線を活用するという構想で、上野、高崎、宇都宮などの主要都市に乗り入れるという計画も出てきています。
(2014年2月現在では、接続駅などは発表されておりません)

 

参考URL http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0810/31/news067.html
http://www.j-cast.com/2013/12/09191233.html?p=al