猫によくあること

猫の病気

ここでは、完全室内飼いで、去勢・避妊手術をしていることを前提としています。

まず動物病院を探す

これがあれば十分。
異臭などがなく、清潔である。
時間外診療が可能。(院長に聞けばOK)
セカンドオピニオンを推奨している。

ワクチンを打とう!

生後、2,3,4ヶ月の時にワクチンを!(5種混合+1;猫風邪×3、猫汎白血球減少症、猫白血病と猫エイズの予防)

本題(以下の病気は、人にうつることはありません)

猫風邪

症状;くしゃみ・鼻水・目ヤニなど
ウイルスやクラミジアが原因となっている。しかし、ワクチンで予防可。こじらせると気管支炎になるよ。

猫エイズ

症状;免疫が低くなり、風邪などをひきやすくなる。
猫免疫不全ウイルスが原因。これもワクチンで予防可。

猫汎白血球減少症

症状;食欲不振・発熱・嘔吐など
感染力が非常に強いバルボウイルスが原因。そのため、野良猫に触らないことが重要。これもワクチンで予防可。




猫白血病

症状;食欲不振・体重減少・発熱など
猫白血病ウイルスが原因。発病すると回復不可。リンパ腫を併発する場合あり。


急性・慢性腎不全

症状;慢性の場合(以下Ⅰ)、多飲多尿・食欲不振・貧血など
急性の場合(以下Ⅱ)、嘔吐・食欲不振・けいれんなど
Ⅰ、加齢やほかの病気によって腎臓の機能が低下していき、正常に働くなる病気。初期症状がないので気づいたときは末期かも。
Ⅱ、細菌感染や中毒、尿道閉塞によっておこる病気。ほかの病気を予防すれば、発病する確率も減るはず。

尿石症

症状;頻繁にトイレに行くが尿が出ない・排泄時に痛がる・血尿など
猫は体の構造上、尿が濃く、結石ができやすいです。ので、頻繁に水を飲ましてあげて。

膀胱炎

症状;尿が少しずつしか出ない・血尿・尿が白濁するなど
細菌感染して、膀胱が炎症を起こす病気。尿石症と併発する場合が多く、尿石によって傷つけられることがある。ので、頻繁に水を!

偏平上皮膚がん

症状;小さな腫瘍・かさぶた・出血など
紫外線の浴びすぎが原因。白い毛のある猫は注意。

糖尿病

症状;嘔吐・下痢・体重減少
基本的には、人間と同じメカニズムで起きます。腎臓や肝臓の病気と併発する場合あり。去勢したオスと肥満猫に発症例が多い。

甲状腺機能亢進症

症状;よく食べるのにやせる・暴飲暴食・異常に活発など
甲状腺の働きが非常に活発になり、甲状腺ホルモンが多くなる病気。高齢猫の発症例が多い。予防法はnothing!

肥大型心筋症

症状;疲れやすい・運動を嫌う・呼吸がはやいなど
心臓の筋肉が何らかの原因で壁が厚くなり、心臓の働きが弱くなる病気。太らなければいいんですよ。

毛球症

症状;毛づくろいのしすぎで、胃の中に毛が絡まる病気。こまめのブラッシングが必要。

角膜炎

症状;べたべたした目やになど
物理的刺激、ウイルス、細菌などで、目の角膜が炎症を起こす病気。目薬での治療となります。

結膜炎

症状;充血・かゆみ・目ヤニ・涙など
まぶたの裏側と眼球の表面を覆う結膜が炎症を起こす病気。これも目薬で治療になります。

歯周病

症状;歯茎のはれ・歯茎の出血・口臭・食欲不振など
人と同じメカニズムでおきますよ。人間用の歯ブラシでもいいので、磨いてあげてくださいな。

口内炎

症状;食欲不振・顔を触られるのを嫌がる・舌や口腔の粘膜がただれる、腫れるなど
原因は様々。人間とは違い、自然治療が困難。要注意。

外耳炎

症状;耳の中が赤くはれる・耳をかゆがる・耳垢や耳だれが出ている
外耳道が炎症を起こす病気。耳垢などをきれいにふき取り、耳の中を消毒したあとに、原因に応じた薬をぬるのだ。

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